もしも東京展&GENKYO 横尾忠則 東京都現代美術館のイベントレポート

もしも東京展&GENKYO 横尾忠則 東京都現代美術館

もしも東京展は、中々面白い企画でした。
20人の漫画家が、今回のオリンピックを踏まえて、『東京』に対する思いをそれぞれ作品にしていました。
作家によって、自身が東京に来た時のことを振り返ったり、近未来をショートストーリーにしたりと、それぞれ自由に表現しています。
大好きな萩尾望都さんは、小ぶりな一枚のみでしたが、オリンピックカラーの東京タワーを中心に、とても細かく歴史的参勤交代から経済を表すのに小判が降っていたり、たい焼き、カミナリ様、高層ビル群、昔は東京からも見えたであろう富士山、学徒出陣、オリンピック競技のバレーボール、その全てを狙っている化け物。
でも、お得意のファンタジーさを散りばめて明るい色調で描かれていました。で、それら全てを、萩尾望都さんの代表作であるポーの一族のエドガーとアランが時空を超えて見学している。という作品でした。
小さいけどかなり見応えがあり、素晴らしかったです。

『GENKYO横尾忠則』は、作品の多さが圧巻でした。
彼の感性って、とんでもないものなんだなと、つくづく実感。
どちらも素晴らしい展覧会でしたし、お昼のハンバーガーも美味しくいただきました。
かっちゃん、ご一緒してくださった皆さん、楽しい時間をありがとうございました。