〜国立西洋美術館初のコンテンポラリーアート展〜

「国立西洋美術館」で初の現代美術の展示、「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか」が、2024年5月12日(日)まで開催中だ。開館65年目にして初めてとなる本格的なコンテンポラリーアートの展示である同展には、飯山由貴、梅津庸一、遠藤麻衣など25人21組のアーティストが参加している。
1959(昭和34)年に「松方コレクション」を母体として開館して以来、中世から20世紀前半までの作品を中心に収集、公開してきた同館。もともと、将来のアーティストらが所蔵品によって触発され、「未来の芸術が眠る」ような場になってほしいという思いが託されていた。