「『おくの細道』冒頭の一文、松島の月まず心にかかりて」と書かれた

「3里に灸するより松島の月まず心にかかりて」と書いた月松島の風景は、どんな夜だったのだろうか?

スーパームーンと呼ばれた満月の松島をお届けします。

おそらく芭蕉も中秋の名月をふるさと伊賀のどこかで、眺めてのだろうが、『松島眺望集』で詠んだ「武蔵野の月若ばへや松島種」と江戸で詠んだくらいだから、
さぞかし期待が大きかったであろう。

先ずはカメラのなかった時代、月に酔いしれた古人の心情はいかばかりであったろう