出版本のお知らせ『奥州仙台領のおくの細道』限定非売本です。

ようやく出版しました。これまで解説本の書名は4文字の『奥の細道』と6文字の『おくのほそ道』の2つでした。
今回出版本は、書名を5文字の『おくの細道』としました。

その理由:①芭蕉の本文には、5文字で「おくの細道の山際に十符の菅あり」と書いてあります。
②平成8年に発見された芭蕉自筆本(ヤバ本・中尾氏所蔵)の表紙には、芭蕉が『おくの細道』と書きました。
③以前の本と自筆本には79箇所にも及ぶ訂正・貼紙の跡が確認されて、同じ作品には見えないことです。

従って、5文字の『おくの細道』という解説本は、日本で最初の解説本になります。これって、凄い事と思いません