装備の軽量化・コンパクト化を図る

 若く体力の十分な方であれば課題とするほどではなくとも、体力の落ちているシニアにとっては、ザックの中身に限らず、装備の軽量化・コンパクト化は、危険を避け、安全登山に資する上でも重要です。
 北鎌尾根の縦走には、ロープを使用する場面は通常出てきません。しかし、危険を孕んだルートを選択する場合とか、地震とかでルートが崩壊した場合とか、ロープを使用せざるを得ない場面が想定されます。かと言って、使用方法が限られるハーネス・ATC・エイト環とかを持参するのも考えものです。懸垂下降に使う場合でも、応用の利く、スリング(ハーネスの代用)とかカラビナ(エイト環の代用)と