神智学大要 5太陽系より(1)

第14章 逆進化と進化 (p.106辺り)

大霊が下降してゆく間に物質性が増大して、大霊自身が質料を通して印象を受け取る学習をするために質料の中に入ってゆくだけでなく、分化への傾向があり、紙の姓名の流が分流となり、分流からさらにまた分流が生じてココの意識という小川となり、その数は絶えず増大してゆく。
上昇の初期には大霊は質料を克服し、それを自分自身の現れとみる勉強をするのであるが、同時に分化はますます増加し、それとともに物質性よりの離脱と霊化は増大してい行く。上昇弧の後期に入ると神の生命は個々の人間となって、ついに分化は止み、今度はより大いなる霊性と意