「神秘学カタログ」から~

この本は、昭和62年に河出書房新社から出た本で、荒俣宏と鎌田東二が編纂したもので、当時のスピリチュアルの動きをいろいろな人が解説したものです。
ページ数も多くて文字も小さく、まだ全部読んではいませんが、特に気になっている部分を抜粋します。


「我が国では、心霊研究、心霊科学、心霊学、心霊主義、霊交思想という言葉が雑然と用いられており、各々の境界も区分も分明ではない。
 こうした言語上の混乱は、これら輸入物の名付け時における混乱と、不十分な理解によって使用時に生じた混乱の二つからなる。

『心霊科学』という言葉は、一見、最も科学的な側面を表す言葉のように