立木観音

先程立木観音から帰ってきました。

たちきさんなどと親しまれている立木観音。その歴史は815年までさかのぼります。815年、弘法大師(空海)が瀬田川の対岸に霊木があるのを発見しました。そちらに行きたいが、瀬田川の渓谷の流れが急で渡れずにいました。そのとき、白鹿が現れ、弘法大使を対岸まで運んだとのこと(←鹿跳渓谷の由来です)。その白鹿は、観世音に姿を変え、消え去りました。弘法大師は当時、厄年の42歳。この出来事に歓喜し、その霊木を立木のままに観世音の像を刻み、立木観音ができたとされています。それ故、現在も厄除けのために多くの人々が訪れるわけです。

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