おめでとうございます。彼女はまだ56歳、これからの活躍に期待しています。
江戸ものを得意とする、時代小説の代表選手のような作家です。作品に外れのない作家といっていいと思います。
これまで30作品ほどが出されていますが、その中でソババッケのお気に入りの作品を上げてみます。
01●「はむ・はたる」★★★★
前作「烏金」の後半に登場した15人の孤児。掏摸の一味だった勝平、三治、登美たちは、深川三軒町の金貸し・お吟との縁で、御家人の長谷部家の婆さまが身元引受人となり長屋で暮らすことに。稲荷鮨を売ったりしたりしながら働くことの意味を学んでいた。ある日、長谷部
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