新刊本が中心ですが、中には一部古いものも含まれています。

◆【松下隆一（まつしたりゅういち）】
01●「侠（きゃん）」★★★☆
６０歳の銀平は本所一つ目橋の袂で蕎麦屋を営むが、半年前から腹痛による吐血が襲う。子供の頃の大飢饉で弘前から江戸に逃げてきた。己の死を悟った時に、この命を何かに役立てようと思い始めた。夜鷹のおケイの話、賭場の金を奪って逃げてきた清太の話、若い頃所帯を持ったおようと再会した話、物乞いに来るハナの話、最後は八州賭博の話。


◆【松本清張（まつもとせいちょう）】
01●「かげろう絵図」★★★☆　第１１代将軍徳川家斉が没し