今回は、6作品が候補作として発表されましたが、時代小説は 村木嵐『まいまいつぶろ』のみのようです。選考会は1月17日ですが楽しみですね。
『まいまいつぶろ』は、口が回らず誰にも言葉が届かない、歩いた後には尿を引きずった跡が残り、その姿から「まいまいつぶろ(カタツムリ)」と呼ばれた9代将軍・徳川家重と無私の仕え方をする兵庫(大岡忠光)の物語です。
彼女は司馬遼太郎のお手伝いさんとして司馬家で働き、勧められて作家となった経歴を持っています。今回、初めてのノミネートですが、作品として「マルガリータ」「遠い勝鬨」「島津の空 帰る雁」「やまと錦」などがお薦めで
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