最後は己の迂闊さに笑ってしまった「安政五年の大脱走」。

我が県では、県立図書館を頂点として、県下の各市町村の図書館がネットワークで結ばれています。従って、私のように田舎に居ながら、他の図書館の本を無料で手にすることが出来るわけです。

いえいえ、言いたかったのは、ネットシステムのことではなく、出版されてから7年も経過したこの本(県立図書館)が、私の前に他の市町村に貸し出されていたということです(依然人気があるのかな)。

作者は五十嵐貴久、1961年東京生まれの作家ですが、「交渉人」などのほうがよく知られているでしょう。

ある方からこの本を薦められ手にしたのですが、最初の1/4も読むうちに、”なんだこれは、