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dezire

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マーラー「交響曲第10番」

マーラーの絶筆となった最後の交響曲「交響曲第10番」が、マーラー自身の断片的なスケッチに基づいたデリック・クック版による補筆完成版による交響曲第10番5楽章全曲演奏を生で体験しましたので、その全容をレポートしました。 https://desireart.exbl...

dezire

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ブルックナーの音楽

ブルックナーの音楽は現実とはかけ離れたブルックナーと共有している神話と戯れているようなところがあり、音楽の中で登場人物と心を通じるオペラのような喜びがあります。ブルックナーの音楽の響きが神話の中にあり、そこには現実社会の矛盾や葛藤を忘れさせ、心に安らぎを感じます。...

Watson

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〝今年の『バイロイト音楽祭』独メディアの評価〟

 今年のバイロイト音楽祭では、『さまよえるオランダ人』新演出、アート・パフォーマンス付きの『ワルキューレ』のほか、『ニュルンベルクのマイスタージンガー』『タンホイザー』(以上再演)が上演された。ここではそれらについて、独メディアの評価は。 『オランダ人』は、ディ...

Watson

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〝グランジパーク・オペラで『プスコクの娘』が好演〟

 昨夏はコロナ禍で単発的なパフォーマンスしかできなかった「グランジパーク・オペラ」だが、今夏は規制が緩和され、新プロダクション『プスコクの娘』他3演目、総公演数21回を上演した。劇場の収容人数は通常の半分、オーケストラ、コーラスの規模もコア・メンバーだけと小規模だ...

Watson

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〝新国立劇場で『チェネレントラ』が新制作上演〟

 新国立劇場オペラの2021/2022シーズン公演は、ロッシーニ『チェネレントラ』で開幕。1950~70年代ローマのチネチッタ(映画撮影所)を舞台に設定した、栗国淳による新演出のもと、アンジェリーナ役の脇園彩をはじめとする今が旬のロッシーニ歌手が集結。映画のヒロイ...

dezire

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ザルツブルグとモーツァルト

世界遺産ザルツブルグ。モーツァルトがザルツブルクで生まれ育ちました。ザルツブルクで過ごしていたモーツァルトは、独立した音楽家、作曲家として帝都ウィーンで音楽活動をしていましたが、35歳の若さで世を去りました。ルツブルグとモーツァルトの音楽活動とについて詳しくご紹介...

Watson

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〝方向性がぶれないENO意欲的な新シーズンを発表〟

 イングリッシュ・ナショナル・オペラ(ENO)は5月12日、オンラインのライヴ・ストリームで記者会見を開き、来シーズン(2021/22)は4つの新プロダクション、3つのリヴァイヴァル(総パフォーマンス67回)を仕掛けると発表した。英国政府のコロナ対策に変更がない限...

dezire

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バッハの音楽の力

戦時中、音楽家たちが、バッハ「マタイ受難曲」を演奏して、学徒出陣で出陣する学生たちを送ったという記録があります。軍国主義一色の戦争中にキリストの受難を音楽にした「マタイ受難曲」の演奏をした音楽家たち、涙ながらに合唱して戦場に向かった出征を前にした青年たちが、「マタ...

Watson

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〝ゼンパーオーパーの『カプリッチョ』〟

 ドイツのオペラ・ハウスは、現在ストリーミングでプレミエを敢行しているが、5月のハイライトは何といってもドレスデン・ゼンパーオーパーの『カプリッチョ』だった。  R・シュトラウスを得意とするクリスティアン・ティーレマンが指揮し、作曲家ゆかりのドレスデン・シュター...

Watson

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〝パリ国立歌劇場の新作『繻子の靴』〟

 フランスでは、新型コロナの感染者数が減りつつあり、5月19日から劇場やコンサート・ホールが再開し始めた。  パリ国立歌劇場では、再開後初の演目として、マルク・=アンドレ・ダルバヴィの新作オペラ『繻子の靴』が初演された(5月21~6月13日)。  ポール・クロー...

Watson

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〝劇場再開の喜び「ヴィーヴァ・テアトロ!」〟

 5月に入ってイタリアの各劇場は次々に聴衆を迎えたイヴェントを再開している。これまでは聴衆なしの公演のみで、人々はテレビもしくはパソコンのモニターを通してそれらに接することを強いられていた。  10日にはスカラ座が199日ぶりに聴衆のいる劇場でコンサートを行い、...

Watson

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〝国内の劇場・ホールで一斉に上演再開〟

 5月19日、オーストリアの劇場とコンサート・ホールが6ヶ月半ぶりに再開した。再開初日、ウィーン国立歌劇場は、4月に無観客配信でプレミエのあったグノー『ファウスト』(ベルトラン・ド・ビリー指揮、フランク・カストルフ演出)を観客の前で初披露し、22日にはモンテヴェル...

Watson

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〝『アンドロイド・オペラ』新国立劇場で初演〟

 8月に新国立劇場で、〝子どもたちとアンドロイドが創る新しいオペラ〟『Super Angels』が上演される。新国立劇場オペラ芸術監督の大野和士が企画、作曲を初音ミクのボーカルオペラ『Scary Beauty』を手掛けた音楽家・渋谷慶一郎に、台本を作家の島田雅彦に...

七河

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オペラとカントリー・ミュージックの夕べ 1/2

名門私立男子校で教師をする友人から、 ”オペラ観に来ない?“ とメールが来たので、 あまり深く考えず、受けました。 行く、って言ってしまってから、 ドレス・コードはどうなっているのか? 何で男子校でオペラなのか? 学生がやるのか? と不思議だったので、訊くと、 ...

Watson

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〝新国立劇場で『カルメン』が新制作上演〟

 昨年10月より公演を再開した新国立劇場オペラでは2020/2021シーズンのしめくくりとして、ビゼー『カルメン』を新制作上演する。演出はラ・フーラ・デルス・バウスのアレックス・オリエ。指揮の大野和士とともに自由で知的な女性カルメンを巡る、現代的な舞台を作り上げる...

七河

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オペラとカントリー・ミュージックの夕べ 2/2

実は、私は、この学校の敷地内にもう一度入ってみたかったんです。🤗 一度目は、チャペルに(画像一枚目)。そこで、主人の友人がスピーチをしたときでした。二度目は、日本から留学してきた男子が鬱になり、学校から依頼され、お喋りをしに行ったときでした。 広大な敷地内には...

Watson

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〝ROHの来シーズンは新プロダクションが目白押し〟

 パンデミックで閉鎖中のロイヤル・オペラ・ハウス(ROH)が、早くも2021/22シーズンの演目を発表した。来年はアントニオ・パッパーノがROH音楽監督就任20周年を迎える年となるだけに、リヴァイヴァル演目の間を縫って新プロダクションが目白押しであり、ファンにとっ...

Watson

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〝(メゾ・ソプラノ歌手)クリスタ・ルートヴィヒさん死去〟

 4月24日、死去。93歳。1928年ベルリン生まれ。  フランクフルト音楽院に学び、1946年『こうもり』のオルロフスキー役でデビュー。54年、ザルツブルク音楽祭で『フィガロの結婚』のケルビーノ役を歌い、一躍脚光を浴びる。翌年からウィーン国立歌劇場に迎えられる...

Watson

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〝ウィーン国立歌劇場の新演出『パルジファル』〟

 キリル・セレブレンニコフの新演出によるワーグナー『パルジファル』がウィーン国立歌劇場で無観客上演され、4月17日から各種メディアで放送・配信された。ロシアを代表する演出家セレブレンニコフは、2017年にロシア連邦捜査委員会により拘束・自宅軟禁され、現在も国外へ出...

dezire

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壮大なオペラを聴くような感動

貴重な自省の時間と壮大なオペラを聴くような深い感動と生きる勇気を与えてくれる、バッハが人類に残した至高の音楽『マタイ受難曲』の素晴らしい世界を詳しくご紹介させていただきます。 https://desireart.exblog.jp/15749251/