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奈良県に鎮座する春日大社のご神体の山、御蓋山。
この山は平城京の真東にある山で、平城京から見れば春分・秋分に太陽が登る山です。
春分に朝日が登るからハルヒと呼ばれ、その山の麓に春日という地名が産まれたわけです。
しかしながら、春日なる三笠の山とは奈良の御蓋山をさすのではありません。
その由来は福岡県にあったことをご存じでしょうか。

福岡県大野城市に神功皇后ゆかりの三笠の森という史跡がございますが、これはもともとのカスガの伝承を大和朝廷が消すため(もしくは先祖の伝承を消さないために滅亡した倭国王家が創作した伝承)につくられた上書き伝説です。
福岡県の大野