バイクで走っていた。
もうすぐ右折なので、前を走る車の運転席側を走行。
タバコの灰が飛んできた。
指でポンポンと叩きながらの片手運転。
赤信号で停止。
私 『 タバコ の 火が、危ない 』 と、後方からドナり告げた。
前の車
『 避(よ)けて、走れば いい 』
きっちり、聞こえて来た。言い草にムカッときた。
許せない身勝手な小言、
聞こえるように、聞こえてきた。
私、次のシグナル赤で、
その車の真横に付けた。
『いま、何んて、言ッタ!』
バイクだから 若者と思っての、
なめた発言に、私は ヘルメットを上げて、
そのドライバー