坂本竜馬(16)ウソの多いドラマもやっと終った

これまでドラマのウソについて何回か書いたが、
亀山社中の近藤長次郎(饅頭屋長次郎)が切腹した後の場面が出て、連中はそれを悲しんで泣いているさまが描かれていた、またこの切腹に誰も介錯してやらずに、苦しんで死ぬのを見ていたらしい。
長次郎は皆の前でいきなり切腹したのだから、武士として介錯はしてもそのまま死ぬのを待っている筈はないし、また嘆き悲しんで泣くこともない。
首が転がっている場面を出すのを憚ったのだろうが、別の演出があって然るべき所だ。

その他にも、
遊女がふすまの開け閉てを立ったままするとか、
将軍の小姓の給仕の無い食事の場面とか、
薩摩藩御用の寺