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よくあるご質問

師走相場は概ね堅調推移か

今週のマーケットは小幅の値動きと思いきや意外にもボラタイル(上下値動きの激しい)な相場となった。前半は想定どおり短期過熱感を解消するかのごとく下落、一時一万円を大きく割り込む9,918円まで下げる場面があった。前週の日記で「下げれば買い増しスタンスで」と書いたがその通りに動けば昨日は随分儲けたことになる。週末は欧米の株高の後押しもあり10,254円まで急上昇、その差336円と大きな値幅となった。その後米国の雇用統計待ちとなり結局先週比139円高い10,178円で終了した。

昨晩、注目の雇用統計の発表があった、一瞬目を疑うほどの悪い数字、11月の非農業雇用者数が3.9万人増(市場予測16万人増)に留まり、失業率は9.8%に悪化したのである。これでNYダウの三桁下落、週明けの東京市場の再度の一万円割れも覚悟、諦めの心境で早々に風呂に入って寝ることにした。ところが今朝明けてみるとビックリ、株価は下げるどころか小幅上昇しているのである。悪材料には余り反応せず、好材料に反応するというブル・マーケット特有の動きとなっている。

何とも都合の良い解釈であるが、「これはおかしい!」と反発してもしょうがない、「迷った時には相場に付け」である。下げなかった理由を拾い上げてみると・・・
・ 10月の雇用増が出来すぎで2ヶ月分を合計すれば良好な数字、単なる統計上のぶれで基調は依然ポジティブ
・ 雇用が伸び悩めばブッシュ減税延長など当局の積極的な政策対応が呼び込める
・ FRBのバーナンキ議長が国債買い入れ拡大の発言が伝えられ資金流入の支援材料に
・ 欧州の債務危機に対して楽観的な見方が広がっている
・ 11月の既存店売り上げは前年比5.8%増と個人消費は好転している
後講釈的な都合の良い内容もあるが市場心理を反映するVIX指数が7.5%も低下している事からして投資家マインドは確実に好転しており過剰流動性相場は当面続くと見ている。

さて、日本株であるがこのところの株価上昇で依然として短期警戒ゾーンにある。騰落レシオ128.1%、25日移動平均線からの乖離率3.8%であり今しばらくの日柄調整が必要と見られる。ただ中期的には上昇基調に変わりなく、師走相場は概ね堅調推移すると思っている。先週の日記で13週と26週の移動平均線がゴールデン・クロス(GC)したと書いたが最近のGCした時の事例を調べてみた。

? 2010年2月中旬〜4月、2ヶ月上昇した後に調整
? 2009年5月中旬〜9月、4ヶ月上昇した後に調整

今回のGCの後上昇相場はどの程度続くかは分からないが私は少なくとも2ヶ月は続くと思っている。短期的な過熱感があるので即上昇とはなりにくいが次の目標、10,800円辺りを目指して行くのではと思っている。

この所原油など商品相場が堅調である、昨日のCRB指数は1.3%高い316となっている。
原油は90ドルに迫る、2年2ヶ月ぶりの高値を更新している、週明けはCMEが10,170円で返って来ておりほぼ先週末と同程度の株価でのスタートとなりそうである。為替が雇用統計の影響で82円台後半まで円高が進んでおり輸出株は手掛け難いかもしれない。資源株、エネルギー関連商社株辺りが注目されそうだ。個人的には金曜日、国際石油開発帝石(1605)を購入したので期待している。

今、ウォール街ではコーシャスリー・オプティミスティック(慎重な楽観)という言葉が行きかっていると言う、多少楽観的な相場観が出てきたのであろう。これがコウシャスという言葉が取れたらもう危険水域と言うことになる。

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