『 室町三井家の名品 』 於 三井記念美術館

室町三井家に伝わる茶の湯の名品の展覧会です。

初代 ( 1659~1729 ) の住まいが京都の室町にあったことに呼び名。十代高保 ( 1850~1922 ) が東京にに移しました。高保は、文化的造詣深く、遠州 ( きれい寂び ) を好む当時を代表する数寄者で、多くの茶の湯の名品を収集。
孫の十二代高大は箱根湯本で 「 松の茶屋 」 を開き、文化人の集う宿としました。伝わる名品を飾り、茶会を催したものの、昭和44年に他界、後を継いだ奥さんも昨年亡くなり、松の茶屋ともども全ての名品が三井文庫に寄贈されました。

遠州の茶風を好んでいただけに、 「 侘び寂