『 琳派芸術 』 第1部 煌めく金の世界 於 出光美術館

絢爛たる黄金文化の桃山時代、これを背景にして優雅な琳派芸術が本阿弥光悦や俵屋宗達に息吹をあげました。
王朝時代の装飾性の豊かさに、新鮮な造形美を生み出しました。

当時の御用絵師集団の狩野派のように一族・門弟によって受け継がれるという形態はなく、
その美に感銘した人々によって引き継がれ、その後ほぼ百年単位で、京の尾形光琳そしてさらに江戸の酒井抱一らによって、その都度琳派の美の中に新たな創造による美を加えて、いわゆる 「 琳派芸術 」 は続いていきました。

今回の展示は、酒井抱一生誕250年を記念しての企画で、
もともと琳派芸術については、力を入れてきた