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よくあるご質問

「蕪村句集講義」

今読んでいる「蕪村句集講義」は、正岡子規と内藤鳴雪が中心になり、
虚子や碧梧桐や四方太や露月たちが、
蕪村の句を一つ一つ取り上げて、
鑑賞し、解釈し、様々に意見を戦わし、勉強している様子が載せてあります。
とても勉強になります。

例えば、

「冬ごもり灯下に書すとかかれたり」蕪村
鳴雪曰く、
冬ごもりして居る人が或る書の序跋の類を書くに「・・・灯下に書す、何某」などと認めたるにぞあらん。冬篭りの題動かず。
子規曰く、
冬篭りの解いかが。序跋など書くは一時間二時間ないし一夜くらいの仕事なれば、冬の夜などを結ぶべきにや。これは例へば「根岸の草庵に冬篭りして、ある夜筆を阿し寒灯の下に記す」など序跋に書けるを、略してかく書けるにはあらざるか。
鳴雪曰く、
それにてもよし。
子規曰く、
「かかれたり」とは貴人の今書いたといふところを言へるにや。敬語ならん。
四方太曰く、
作者自身が書いたるにはあらざるか。
鳴雪曰く、
四方太氏の説を駁す。
露月曰く、
冬篭りは作者にして、作者ある本の序を見て「灯下に書すと書いてあるは」と感じたるままを句にしたるか。
碧梧桐曰く、
冬篭りは子規子の説、あるは然らん。「かかれたり」は現在または過去の働きとする如何。露月子の説の如く本を見たる時の句とする方、宜しからん。しかし「かかれたり」とはいくばくか敬語なるべきかも知らず。

このように突っこんだ意見を交わす子規の仲間たちが羨ましいですね。
NHKの「坂の上の雲」に、子規庵に集う仲間たちの様子が描かれていましたが、
このような話をしていたのかと今更ながら想像しております。

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カテゴリ:ニュース・その他

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