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よくあるご質問

世界反戦詩集

権力に そそのかされて 境遇の
 似たもの同士が 戦うなんて  

★『世界反戦詩集』(倉田清/角川文庫)を読みました。

《兵隊よ、どうしておまえは  ニコラス・ギリエン
兵隊よ、どうしておまえは、思うのだ
おれがおまえを 憎んでいると。
おれたちゃ 同じものなのだ
おれとおまえは。

おまえは貧乏、おれもそうだ。
おれは卑しい生まれ、おまえもそうだ。 
兵隊よ、どうしておもうのだ
おれがおまえを憎んでいると。

おれはときどき 悲しくなる
おれが誰だか おまえが忘れてしまうのが
おれがおまえであるならば、
もちろんおまえは おれのはず。

おれがおまえを 憎むわけもない
おれたちゃ 同じものだというのに
おれとおまえは。
兵隊よ、どうして思うのだ。
おれがおまえを憎んでいると。

同じ通りで、いっしょになって
肩をならべる おまえとおれは
おれにもおまえにも 憎しみはない。
おまえもおれも よく知っている
おれとおまえが どこへ行くのかを。

兵隊よ、どうして思うのだ
おれがおまえを憎んでいると!》

《戦いの中の七つの愛の詩  ポール・エリュアール

僕らは怒りから涙をしめ出し
剣をおこさねばならない
いたるところで追いつめられ しかも
いたるところで勝ちすすむ 無実の人たちの
気高い姿を保つために》

《新しい日の出への哀歌  イーデス・シットウェル

そして その熱から発した放射線が
音もなくやってきて
空を揺り動かした
さながら えさを捜しているときのように、
そして 地の上で育ったあらゆるものの幹を
干上がるまでに絞りあげ
――ついに骨の髄をのみほした
かつて ものを見つめた瞳
かつて くちづけした唇はなく
あるいは 雷に打たれたように
黒くなって横たわり
殺された太陽に向かって歯をむきだす
…》

《死んだ小さな女の子  ナジム・ヒクメット

あたしはここにおりました もう十年もまえにです
そしてあたしは このヒロシマで 死にました
あのあとき七つ いまでも子どもにすぎません
死んだ子どもは 大きくは なりませんから。
いちばんはじめに 火がつきました あたしの長い髪の毛に
両手も 両眼も 燃えました
あたしの身体は たった一つかみの灰になり
曇った空で 風にまじって消えました
…》

《雨を汚したのはだれ  マルビナ・レイノルズ

小さな男の子が 雨の中に立っていた
やさしい雨が いくとせも降り
緑の草は枯れはてて その男の子は消えうせる
雨は降る降る 救いのない涙のように
雨を汚したのはだれ
…》

〜〜〜〜〜〜本日のジョグデータ〜〜〜〜〜〜
真鶴ジャスミ〜ン。

※ジャック・ディジョネット/where or wayne/ディジョネット(ドラムス)他、を聞きつつ

カテゴリ:ニュース・その他

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