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よくあるご質問

三隣亡は“最良の日”だった?

娘が車を買ったので、書庫証明を登録する予定でいる。

たまたま親戚と話す機会があって、その話をすると・・・

   「その日は三隣亡じゃない!やめときなよ。」

暦に有る、子供でも知っている最も忌み嫌われる言葉だ。

しかし、その語源を調べて驚く。

もともとの江戸時代には『屋建て良し』『蔵建て良し』と書かれた。

家や蔵を建てるに都合の良い、祝い日の”三輪宝”だったとある。

それがどうして”三隣亡”と言う最悪の“忌み日”になったのだろう。


一説には『屋建てよし』『蔵建てよし』の“よ”が訛って“あ”になった。

結果『屋建てあし(悪し)』『蔵建てあし(悪し)』になったと言う。

そんな馬鹿な・・・と思うが、建築屋さんはたまったものでは無い。

どんなカレンダーにも“三隣亡”と書かれ、辞書まで“三隣亡”だ。

問題はその語源では無く、解釈にあると言う。

   「この日に家蔵を建てた者は三軒隣まで焼き尽くす。」

自宅は無事で、人の家だけを焼くと言うのがミソらしい。


なんと、理不尽な言葉なのだろう。

だからなのか、この迷信を無視する人は居ない。

この日は建物に関する行事は絶対やらない。

この干支にあたる年にも“杭打ち”など新築工事の開始はしない。

これでは建築に関わる人は大変だろう。

“人”を大事にする日本文化が、“人”を駄目にしているとは。

誰かのミスで始まった文化なら、“誰か”が治す文化もあって良い。

人のことなど黙って見逃す、鷹揚さもあって良い。

それにしても日本語はいい加減なものだと思う。

カテゴリ:日常・住まい

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