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よくあるご質問

素浪人の『万葉集漫談』(188話)…古典に学ぶ非常災害時の心。

(188) 筑波嶺の さ百合の花の 夜床にも
      愛しけ妹ぞ 昼も愛しけ
読み; ツクバネノ サユルノハナノ ユトコニモ
      カナシケイモゾ ヒルモカナシケ
  巻20・4369 上丁大舎人部千文(オホトネリベノチフミ)

解説・ 筑波の峰に咲き匂う百合の花のように、(一緒に寝る)夜の床の妻はもう愛しくてたまらない、いや、昼間の彼女も可愛くて堪らんよ!…という歌ですね。
下手な解説よりも、声を出して読んでみてください。あなたの若き日の回想にぴったりするイメージが湧くのではないでしょうか。(笑) 作者は常陸(茨城)の防人です。
 ・百合(ユル)→百合(ユリ)、夜床(ユトコ)→夜床(ヨドコ)の東国訛り。『万葉集』を少し齧った方なら一度は目にされた歌と思います。 茨城県も被害甚大な地ですし、男性や若き避難民の方々が早く元気になられ、この歌を楽しめる気分になってくれる日が訪れてくれることを切に祈りたいですね。

(188’) 今日よりは かへり見なくて 大君の
      醜(シコ)の御楯(ミタテ)と 出でたつ我は
  巻20・4373 火長今奉部与曾布(イママツリベノヨソフ)

解説・ この歌は第2次世界大戦時、国民みんなが節をつけ歌わされ、歌った歌です。私など今でも自然に口をついて出ることがあり、ハッと我に返ったりします(笑)。お国のため、天皇陛下のためには身の危険も家族のことも、みんな忘れて、いざ行くぞ!という歌の意味です。

放射能被曝の危険にさらされながら、放水や、電気設備の復旧に当たっている、東京電力、下請け会社、東芝、日立という重電メーカーの社員、自衛隊、消防士等など、多くの「滅私奉公」の姿に感謝の手を合わせ、そのご無事を祈りたいと思います。

 さぁ、私達も、義援金募集活動や、現地の不足物資を届けられるよう、秩序正しくすこしでも効果が上がるよう、お互いに声を掛け合って、頑張ろうではありませんか!

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