3/21 「トム・ホーン」スティーブ・マックイーン

最初に、実話に基づくという字幕が。

実話を映画にするというのは、非常に見る側にとっては困るのだ。
マックイーンが持った、この実在の人物に対する思いは伝わった。どのように見ているか、痛いほど伝わった。

だが、実際のトム・ホーンがどんな人物で、その行いについてどうだったかなど、その判断はできない。わからない。
だから、マックイーンの思いから描かれたトム・ホーンの人物像・歴史解釈として、この映画を観る、それだけだ。

そうかもしれないし、違うかもしれない。
ただただ、マックイーンのトム・ホーンに対する愛情を感じた映画だった。
歴史の中に埋もれてしまうところ