4/6 ウォルター・ヒル監督「サザン・コンフォート/ブラボー小隊 恐怖の脱出」

1981年制作。キース・キャラダインなど多数出演。
たぶん、憶測ではあるが、きっと、出来上がりと制作側の意図した内容とは、結果として観客に正反対の感情を生じさせた、失敗作だと思われてしかたない。

見ている最中も見終わってからも、ある種の民族否定・排除・差別が濃厚に描かれているという印象を味わったから。
そんなつもりは毛頭なかったと思う。
ただ、未熟だったので、思いとは裏腹に、なんだか人種差別のような世界観を与える内容になってしまった。
そのように考えねばいられない、そういう映画だった。

ラストもよく理解できない。
公開すべきではない、そういう映画だ。