東電の株

東電の株は日本で一番「安全」な株の
はずであった。

舅が健在であったら今年で106,7歳の
はずである。
早いもので亡くなって10年の月日が過ぎた。

舅と私は共通の話題があった。
「株」の話である。

その時よく東電の株をはじめて購入した時の
事を話されていた。
まだ電気がチラホラしかついていない頃

    「これからは電気の時代が必ずやって来る。」

そう思われたそうである。
その通りの時代となった。
それからは増資に増資が続き、おもしろいように
持ち株が増えたのだそうである。

舅が、今存命ならどれほどガッカリなさったことだろう。

バブルの時