先日から、
家内に供えるお花のもちが急に悪くなってきた。
先月中旬くらいまでは、
一週間に一度だったが、
今は、週に二度変えないともたない。
毎週火曜日と土曜日に新しい花を買ってくる。
仏花としては、不適当と言われるが、
あえて、家内が好きだった薔薇と決めている。
花を活け終わって、
遺影の前でボーとしているうち、
先日読んだ「ブッダの言葉」に書かれていた
≪死ぬ時に持って行ける唯一のもの≫
という話を思い出した。
『死ぬときは、すべてを失う。
死ぬときに唯一この手に残るのは、
君がこの人生で行動してきた身体の業(カルマ)と
話してきた言葉