目には目を

イランの法律は「目には目を」を原則としているという。意中の女性が結婚してくれないことに腹を立てた男性が、女性の目に硫酸を掛けて失明させた。 裁判で男性は目に硫酸を掛けられて失明させられる刑を受けた。「目には目を」である。

 その刑に対し国際社会から野蛮性を非難する声が一斉に上がり、刑執行の前日になり、イランの名誉を守るため被害者の女性は刑の執行を猶予するよう裁判所に求め、男性は失明を免れた。 たまたま目にしたテレビのニュースで、男性のその後については触れてない。

 「恋は魔物」と言う。一時の激情に駆られ前後の見境もなく愛しい女性の目に硫酸をかけた男性