今回の経済大変調から学ぶこと

今週の世界マーケットは先週末の米国債格下げをきっかけに大波乱、NYダウが一日に400ドル〜600ドル上下する大乱調となった。恐怖指数と言われるVIX指数も一時48まで急騰、サブプライムショック時より高い数字となり世界の投資家心理が極端に悪化したことが窺える。米国以上に深刻なのは欧州、各国の債務問題が主要国経済に波及、大打撃を与えるのではと銀行株が急落、仏や独の株価の下落幅が顕著となった。

先週までの急落を受けて今週は株価が全面高、全面安を繰り返す動きは楽観派と悲観派が真っ向から対立、コンピューターのプログラム売買で大量の売買を出すことで一方向に偏った動