古代ギリシャ展の美しさに見とれながら…。

日本では縄文時代から弥生文化期にかけての時代であろうか、紀元前数世紀という古代ギリシャ文化の片鱗を覗かせて頂いた。上野の国立西洋美術館で開催中の「大英博物館、古代ギリシャ展」である。

神々の王者ゼウス、その妻へラ、海の神のポセイドン、愛と美の女神アフロディテ、太陽と音楽の神アポロンなどギリシャ神話の神様はいずれも超人的な力を発揮するが同時に極めて人間的でもある。喜怒哀楽、嫉妬の感情など人間の感情そのものと変わらない。

ギリシャ神殿や、リアルで芸術性の高い大理石像の数々はもう広く知られてポピュラーなものであるが、現代世界でもてはやされる「民主主義」思想