【 時には便所の中が読書室… 】≪単調亭日記(46)≫天然生活( 其の215話 )

≪ 時には便所の中が読書室… ≫

便所の脇に階段がある
四尺幅の階段の下から上まで
整理されない雑誌・本が積み重なっている

実は部屋という部屋が
モノで埋まっているのである
築65年のボロ家が震災で半壊を被り
二部屋を自己修復中なのだがこの暑さでさっぱり捗らない
そのとばっちりで家中が片付いていないのだ…

それはそれとして
最近便所の中に雑誌などが置き残されている事が多い
初めは自分が持ち込んだものと思っていたが
いくらなんでも二度三度置き忘れる事は無い筈である

二人暮らしであれば
我の他は連れが居るだけである
連れは近視なので小さい字もまだ見え