映画「一枚のはがき」(遺作:新藤兼人)

98歳、映画監督・・・、新藤兼人さんの遺作です。
キネ旬の2011年日本映画第一位は、監督に敬意を表してか?と、思われましたが、作品として堂々たるNo.1と言って良いでしょう。

 それ程新味の有る題材では有りませんが・・・、人の命が軽く扱われた時代・・・、扱いは軽かろうが、重かろうが、自分にとって・・・、家族にとっての命の重さは、押し計るべくもないものであるという真理・・・

 勇ましく、「戦」が語られだした現代だからこそ、作られる意義のある作品だったのでしょう。

カテゴリ:エンタメ・ホビー