文学は教養かも知れませんが、演劇は大衆のもの・・・、蜷川氏は見事に「シェイクスピアの敷居」を落としてみせました。
オールメイルという予め用意された猥雑さとスピード感溢れるドタバタコメディー、そして小栗旬という稀代のアイドル俳優・・・、文句の無い楽しさでした。
二役、とり違い、女形・・・、分かっているけれど面白い、演劇空間とは幻想空間・・・、幻想のなかに身を置く悦びこそ演劇の真骨頂・・・
流石!蜷川シェイクスピア!・・・彼の「文豪」をぐっと引き寄せてくれる舞台でした。
カテゴリ:エンタメ・ホビー