第二波上昇相場に備える

今週は自民党の大勝を受けて株価は大幅高、週の後半こそ米国の「財政の崖」懸念で下げたものの先週末に比べ202円の上昇、9,940円で終了、一時は年初来高値の10,175円を達成した。自公で2/3の絶対安定議席を確保したことで外国人投資家からの買いが継続、日本株を持たざるリスクまで意識されだした。

11月14日に野田総理が国会で解散に言及、その後怒涛の上昇相場が始まった。当時の8,664円から昨日の高値まで1,500円、率にして17%も上昇したのである。自民党圧勝を見越し、アベノミクスの市場の先読みが株高、円安トレンドを形成、投票結果やその後の日銀の金融政