ドル円は当面の高値を付けたか?

12月28日のニューヨーク終値は86.03となった。
昨年10月の75.57を底値として、ドル円は上昇軌道を辿っていることは確かだが、前にも述べたように一直線には進まない。途中のこぎり状に5波動の上下運動を繰り返しながら、第?波の折り返し点に向かって上昇する。これもまた前述のフラクタルな動きであるが、私の判断では、どうやら今週末で?−3波の頂点を迎えたようである。

その根拠は、(1)週末の日足が同事線ないしはかぶせ線で終わったことである。これは相場の高値圏で生じるローソク足の特徴であり、以降相場が弱含むことを暗示している。

(2)次には、日柄の問題で