人生の棚卸でなにをみたか?その1

四国、松山で生まれ育ったもので幼き頃から
お遍路さんをよく見ていた。
いずれは年老いたらまわるものだと思っていた。

それが予想以上に早くその機会ができた。
30年勤めた会社の事実上の倒産である。

外資がスポンサーになり仕事は得ていたが、
ごくごく日本的企業で育った私にはとても
外資にはなじめなく半年で職を辞した。

故郷に帰り両親の墓参りし、3歳上の兄とも
今後の身の処し方を相談し、ここいらで
人生の棚卸と両親の供養(その5年以内に
両親を亡くしていた)も兼ねて
四国八十八カ所参りしてはと話があった。

そういえばもう失業の身、いっぱいの時間がある。