水滸後伝④

第二十一回「撲天? 万慶寺を火もて焼き 小旋風 滄州の牢に冤に困しむ」:曇化和尚は魯智深張りの膂力なので、李応達は留守の万慶寺を襲い、引き返してきた曇化を捕えて誅殺する。そこへ戴宗が、柴進が滄州知事の高源(高廉の弟)に捕えられたことを知らせてくる。飲馬川勢は滄州に攻め寄せるが、守りは堅い。しかし、滄州の牢内で、唐牛児達がこっそりと柴進を助け出していた。
 第二十二回「滄州を破って豪傑重ねて逢い ベン京を困しめて奸雄遠く竄さる」:柴進の脱獄を知った飲馬川勢は滄州の囲みを解き、薪採りに出てきた住民に紛れて忍び込み、滄州を破ることが出来た。東京を探りに出かけた