映画 『舟を編む』

『舟を編む』を観てきました。

『編む』という言葉に、
身近にそういう作業があまり見られなくなった今、
新鮮な響きを感じます。


【辞書作り】
気が遠くなるような地道で根気の要る作業。
薄い紙に刷り込まれる意志と情熱。


仕事とは本来、人にとって喜びであるべきだと思いますが、
この映画を観ていると、成し遂げた者が手にする充実感を、
うらやましく思いました。


誰をも悪く描かず
淡々と進むストーリーに
山田洋次監督のタッチに相通ずるものを感じました。



高校の時の国語の先生が
「新刊の辞書が出た時、真っ先に買いに行った。
手に入れた時の気持ちは