乱高下相場もそろそろ最終段階へ

今週も激しい乱高下相場、急騰したかと思えば急落、その後また戻すと魔の木曜日に急降下、金曜日に少し戻すといったボラティリティのすこぶる高い一週間と成った。結局は191円安い、12,686円で終了した。

為替も株と同じように乱高下、一時は93円台まで円高が進むなど4月4日の異次元緩和発表後の円安分をこの数週間で全て失った。やや期待外れのアベノミクスの第三の矢「成長戦略」発表を機に一気に調整色を強めた今回の相場、海外のヘッジファンド中心に短期の投機マネーが力ずくで押し上げてきたものの逆流が起こっている。

勿論この急変は国内事情だけの要因ではない。根本は米国