神戸異人館−風見鶏の館

萌黄の館に続いて風見鶏の館を見学した。両方とも北野町広場に面しており近いこともあるが、2館券の複数館割引券600円(個別利用時は、合計800円)を利用したことによる。いずれも、国指定重要文化財である。

この館は、明治42年頃に、ドイツ人貿易商ゴットフリート・トーマス氏の自邸として建てられている。北野・山本地区に残る異人館で、レンガ張りの建物としては唯一のもので、色鮮やかなレンガの色調、石積みの玄関ポーチなど重厚な雰囲気を持っている。
室内のデザインは、ドイツの伝統様式を取り入れながら19世紀末から20世紀初頭にかけてのアールヌーヴォー(新しい芸術運動)