夏日記 (2) 甲子園の思い出

熱闘甲子園も終わった。
初出場で優勝を飾った前橋育英の快挙には拍手喝采を
送りたい。

 1983年の夏、私は9才、6才の手を引き、11ヶ月の乳飲み子を背負って甲子園の灼熱の炎天下にいた。
その年は横浜商業がPL学園と決勝で闘い準優勝に終わった。
清原、桑田が活躍で大いに盛り上がった。

 ツレは尼崎の石油コンビナートの工事の仕事で塚口というところで単身用の小さなマンションを借りていた。

 私は三人の子供を連れて飛行機に乗り、ツレの住む塚口まで行ったわけだ。どこにそんな元気があったのだろうか。

ツレの留守が寂しかったのか恋しかったのか、・・・舅、姑と