捨てられない!

歳を重ねる度に、いろんな物が捨てられなくて困る。
倉庫と言わず、押入れ、机の引き出し、納戸は一杯だ。
それぞれに思い出もあり、自分なりに懐かしい逸品と思う。
“石ころ”から、どこかで貰った絵葉書まで置いてある。
ところが家内にして見れば、どうしてこんなゴミを?

最近よく伺う先輩の家も同じで、奥様がいつもこぼしている。
中には子供が若い頃、事故で潰した車のエンジンまで。
  「車は廃車になったけど、珍しいタイプでね!」
  「それならきっと欲しい人が居ると思うよ?」
奥様の話では、以前知り合いに教材に使いたい人が居た。
ただ重たくて、ちょっとやそっとでは