23、いよいよヴァイマルへ

ゲーテの生誕の地であるフランクフルトから東へ、テューリンゲンの森林地帯を抜けてアイゼナハから古都ヴァイマルに至り、さらにその先のライプツィヒまで延びる400kmの道は「ゲーテ街道」と呼ばれている。
 ゲーテ当人はもとよりシラーやルター、バッハ、メンデルスゾーン、リスト、ワーグナー、ハイネ、グリム弟などがこの街道を何度も行き来していたのだと思う。
 ゲオルク教会の見学を終えて昼食後、13時にアイゼナハを出発したバスは84km先のヴァイマルに向かう。
 その間、鶴田さんがゲーテの生涯について話したが、ここでは省略。
 ゲーテは1775年11月7日午前5時に、