当面堅調、調整は先送りか?

1,000円を超える暴騰後の今週の相場、週明けこそ弱含む場面も見られたが後半は再び騰勢を強め、結局先週より215円高い15,381円で終了した。世界的な金融緩和の流れが日・米・独の株式市場に流れ、リスク・オンのマネーは円売りへと傾き、ドルは101円台、ユーロは136円台へと新たな領域に入ってきた。

東京市場の株価上昇が世界の中でも突出して高いがこれは外国人の買いで、先週は一兆円の買い越しがあった。日経平均は僅かに今年の最高値に届いていないがドルベースでは既に5月の最高値を更新した。外国人は日本マーケットに対し更なる上値があると踏んでいるようだ。

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