目先の急落リスクにも要注意

先週、株・為替相場に潮目の変化と書いたが、もうそんなレベルではない。為替は100円を越える円安、株は一週間で1,079円も暴騰するなど信じられないような動き、あっさり15,000円を突破した。チャート上では三角保合いを完全に上放れしたことになる。

米国の予想外の雇用統計の良化、イエレン次期連銀議長の金融緩和継続証言、欧州の利下げ、などで一気に世界的なリスクマネーが動き出した。中でも東京市場はこれまで出遅れていた分、突出した上昇となった。アベノミクスがスタートして丁度一年、再度日本市場の復活が次のステージに移ってきたとも言える。

ただ、今週の急騰は主に