堀川へボラの遡上始まる 水禽日誌(36)

昨日の堀川の野鳥観察で気が付いたのは川面に冬季常駐しているキンクロハジロやコガモの他に、川辺を賑やかしているカワウやコサギが突如その数を増加させたことに
驚かされたのである。キンクロハジロやコガモが水草や水中の藻などを食べているのに比べ、彼らは魚を食べているのである。だから堀川に食べる魚がもし沢山増えないと仲間が増えた分、餌が減るわけである。つまり堀川に今年もボラが遡上して来たのだ。昨日カラスがボラを咥えて電線にとまっているのを観察した。カラスが水中のボラを捕るはずがない。アオサギかカワウが捕えたボラをカラスが横取りしたものに違いない。昔、堀川に水面が盛