旧石器時代人骨のDNA

沖縄県石垣島の洞窟から発見された、約2万年前〜9千年の人骨のミトコンドリアDNAのタイプが、10点調査した内、5点が判明したとの2月19日読売新聞の記事があった。

このDNAタイプは、古い人骨は東南アジア周辺に分布する「B4e」。時代が新しいものは「R」で両方とも、現代の日本人には殆ど見られないという。

石垣島が進出の北限だったとみられているが、その種の子孫が残らなかったのかも知れない。

他の3点のタイプは、「M7a」という日本固有のもので、日本人の約7%(沖縄に限れば24%)の人に該当する。

共通の祖先から分岐した、「M7b」が中国南部、「M7