「旧石器時代」の日記一覧

会員以外にも公開

日本発掘

ここまでわかった日本の歴史 文化庁編 朝日選書 2015.2.25発行 「えどはくカルチャー」(カッコ内は講演日) 1章 旧石器時代 小野昭 (2014.8.8) 2章 縄文時代 小林達夫 (2014.8.22) 3章 弥生時代 石川日出志 (2014.8.29) 4章 古墳時代 大塚初重 (2015.1.13) 5章 古代 松村恵司 (2014.9.12) 6章 中世 小野正敏 (201…

会員以外にも公開

東京都遺跡調査・研究発表会に出席

本日開催の、ルネこだいらで開催された主題会に参加した。 主催  東京都教育委員会  小平市教育委員会 共催  東京都スポーツ文化事業団  東京都埋蔵文化財センター 発表内容    小平市 鈴木遺跡 杉並区 白幡遺跡 日野市 吹上遺跡 北区 田端西台通遺跡 多摩市 落川・一之宮遺跡 府中市 国史跡 武蔵府中熊野神社古墳 港区 旗本花房家屋敷遺跡 品川区 播磨国三日月藩森家…

会員以外にも公開

人類の旅(日本人の誕生)

日本人が生まれるまでのホモ・サピエンスの旅 前回は猿人(ヒト科)からの進化の様子を概略述べたが、ここでは原人となってからの足取りを追ってみる。 人はヒト科、ヒト属、ヒト種という分類の中のヒト種になるわけであるが、 最初のヒト属(原人)とされるのが、タンザニアで発見された「ホモ・ハビリス」(240〜160万年前)である。 脳容積は600〜800mlと500〜650mlの大小のばらつきがある…

会員以外にも公開

人類の旅(石器時代)その2

(つづき) エチオピアで1992年に発見された、450万年前に誕生したとみられるラミダス猿人は20万年ほど続いたとされている。 このラミダス猿人は、今のところ比較的詳細が判明している最古の人骨である。 ヒトとチンパンジーの中間種で、腕が長く、足の第1関節が横に突き出していて、土踏まずの形跡は見られず、 樹上生活に適した骨格であり、地上生活と半々の生活だったと想像されている。 700万年…

会員以外にも公開

人類の旅(石器時代)その1

PHP文庫「人類誕生から大和朝廷までの700万年史」日本博学倶楽部編(2013.7発行)の概要については、 先に、この本の第4章「邪馬台国」について紹介したが、 ここでは、人類の出現以来の第1章「石器時代」の歩みについてその概略を振り返ってみた。 石器時代については、昨年「日本人の祖先」と題して、ミトコンドリアDNAのハプログループを中心に、人類拡散の状況を述べた。 …

会員以外にも公開

旧石器時代人骨のDNA

沖縄県石垣島の洞窟から発見された、約2万年前〜9千年の人骨のミトコンドリアDNAのタイプが、10点調査した内、5点が判明したとの2月19日読売新聞の記事があった。 このDNAタイプは、古い人骨は東南アジア周辺に分布する「B4e」。時代が新しいものは「R」で両方とも、現代の日本人には殆ど見られないという。 石垣島が進出の北限だったとみられているが、その種の子孫が残らなかったのかも知れない。 …