マーケットに春が来た

ウクライナ情勢の小康状態、欧米の底堅い足元の経済状況を反映し、これまでリスクオフに傾いていた世界の投資資金が再び動き出し、為替は円安方向へ振れてきた。これまで最も出遅れていた日本株もようやく節目の15,000円を明確に超えてきたことで上昇トレンドに弾みが出てきた。先週末に比べ433円高い、15,274円で終了した。

今年に入り全ての木曜日が下落する「魔の木曜日」が今週初めて途切れ上昇したこと。また、今年初めての4日続伸になったことからも市場のムードが変化してきたことが窺える。その上、昨晩発表の2月の米国雇用統計は市場予測より上振れたことで来週の103円