家族と離ればなれになってしまった子供たちの身元確認に精を出す泰介。め以子も人探しを手伝う。悠太郎、活男の安否を知りたいという気持ちは今も変わらない。
《お静さんが疎開先から帰ってきた。あまりのドタバタでここではスルーします。お元気で相変わらず着道楽はなおっていないようです。可笑しなことに全く老けてません。》
泰介はある少年と、復員兵の兄を再会させることに初めて成功させ一同喜ぶ。
《闇市の仕切り屋・香月も貰泣き。優しいとこありますね》
その少年の名をきいて・・・あだ名は「かっちゃん」
その呼び名と面差しに、幼い頃の活男を重ねて、堰を切ったよう